1. 相談料

2. 相談後、受任した場合の費用

ゆくはし総合法律事務所では、弁護士費用をわかりやすく説明いたします。
弁護士費用がいくらかかるか分からず、不安にならないように当事務所では、明瞭で分かりやすい料金体系にしています。
ご不明な点は、遠慮なくお問い合わせください。

ご依頼者様にご負担いただく費用には、大きく分けて「着手金」と「成功報酬」があります。
「着手金」は、受任に際していただく“軍資金”のようなものです。
「成功報酬」は、望んだ成果が得られた場合に発生するものです。成果がゼロの場合には、成功報酬は発生しません。

弁護士の仕事は、全てが相談者様の状況・問題に合わせてオーダーメイドのものであるため「費用が〇〇円だ」と断定はできませんが、おおむね費用は以下のようになります。
ただ、事案によって上下することは当然にあります（なお、以下の数字に消費税がプラスされます）。
弁護士費用については、委任契約書にも記載し、明確にします。

3. 一般民事事件の着手金・報酬（裁判になった場合）

ざっくりいうと、「得られた経済的利益」の10～25％くらいが報酬になるというイメージです。
詳しくは、相談の際にお伝えいたします。

事件の経済的利益の額が	着手金	報酬金
300万円以下の場合	8%	16%
300万円を超え3,000万円以下の場合	5%＋9万円	10%＋18万円
3,000万円を超え3億円以下の場合	3%＋69万円	6%＋138万円
3億円を超える場合	2%＋369万円	4%＋738万円

■ 具体例

たとえば、売買代金を支払わない相手方に対し、売買代金300万円を請求する裁判を起こした場合、着手金として24万円程度（＝300万円×8％）が必要となります。
さらに、判決で300万円の売買代金請求権の存在が認められた場合には、成功報酬として48万円程度（300万円×16％）が発生します。

したがって、弁護士報酬は72万円（＝24万円＋48万円）となり、弁護士に頼むことにより、228万円（＝300万円ー72万円）を獲得できたことになります。

4. その他、よくある案件の報酬例

事件の種類	着手金	報酬金
離婚調停・裁判	20～50万円程度	20～50万円程度
個人の自己破産	25～50万円程度	原則：なし
事業者の自己破産	50～150万円程度	原則：なし
個人再生	40～60万円程度	原則：なし
会社の民事再生	100～200万円程度	事案による

内容	手数料
法律関係調査	5～20万円 複雑・長期に渡るものは別途相談によります
内容証明作成費用	3～5万円程度
遺言書作成	簡易なものであれば10～20万円程度 複雑なものは要相談
会社の顧問契約	月額3～5万円程度
個人の顧問契約	月額1～2万円程度
特別な顧問契約	月額10万円〜

5. 刑事弁護・少年事件

刑事弁護

	着手金	成功報酬 （不起訴、執行猶予など結果に応じて）
起訴前／被疑者段階	20～50万円程度	20～100万円程度
起訴後／被告人段階	20～50万円程度	20～100万円程度

少年事件

着手金	成功報酬 （非行事実なし、不処分など）
20～50万円程度	20～100万円

6. 講義・講演

2～5万円程度（内容、時間、費用などはご相談ください）。
これまでの講義内容については、講義・講演一覧をご覧ください。

7. さいごに

以上、よくある弁護士費用をざっくりと示してみました。
事案に応じて増減がありますが、プロに事件処理を依頼する以上、一定程度の費用はかかります。
この費用を高いと考えるか、高くはない（安い）と考えるかは、ご依頼者様次第となります。
これまで、数多くの依頼者様にご満足いただいてきました。
ご依頼をいただければ、法律のプロフェッショナルとして、上質な仕事を提供させていただきます。